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創造七眼を鍛える

マイクロソフトを築き上げたビル・ゲイツをみるまでもなく、現代は一握りの有能な人たちが社会を変え、新しいビジネスを創り出していく。独創的なアイデアと研ぎ澄まされた専門能力こそが次の新しい時代を創っていく。様々な分野の有能な専門家の力を結集できるか否かがこれからの企業の存続を決める鍵である。

開発技術者として新しいものを創り出していくためには、まず第一に、自分の関係する専門分野の基礎理論や専門知識を修得し、より高いレベルの専門家になるべく自分を磨く必要がある。


創造的センスを磨く

しかし自分の分野の専門的知識や経験だけで発明や創造を成し遂げようとしてもそれはなかなか難しい。 それはほとんどの人が創造的なものの見方や考え方、そのためのノウハウなどを体系的に学んだことがなく、創造的センスが磨かれていないからである。

創造とは新しい視点の発見であり見方である。現在持っている知識や一般常識などを打ち破った新しいものの見方・考え方が問題解決の道やユニークな発明を可能にする。そのための見方・考え方として下記に示す「創造七眼」が重要である。創造七眼の見方・考え方を理解し、それを磨き、高めることによって、直面する様々な問題を解決し、新しい仕事革新をなすことができる。

創造七眼は特に新技術・新商品開発や新ビジネス創造のために有効である。しかしそれだけではなく、組織内での活動や社会生活における良い人間関係の構築や発想を転換して豊かな快適な日々を送るための生き方にも通じている。
(飯田清人著「新技術・新商品開発の極意(工業調査会)」のはじめの文章より)


創造力を高める7つの視点(創造七眼)

 

第1眼:ものを詳しく精密に分析し観察する眼(精密分析眼)

・科学的方法論/精密分析眼が問題解決の基本

 

第2眼:様々な角度から多面的に見る眼 (多面的複眼)

・目的思考で考える/アイデアはいくらでも出る/

・類似連想/逆さ発想/組み合わせ発想/応用する視点

 

第3眼:長期的にものを見る眼 (長期的先見眼)

・時間的洞察力/兆候を見抜く/見方によって結論が変わる

 

第4眼:ありのままを素直に見る眼(素直正視眼)

・先入観・固定観念を打ち破れ/子供の眼を取り戻す

 

第5眼:洞察力で隠れたものを見通す眼(本質洞察眼)

・空間的洞察力/そこにある存在そのものを観る

 

第6眼:慈愛の心で肯定的に観る眼(肯定的慈愛眼)

・世の中に無駄なものはない/プラス思考が新しい展開を導く

 

第7眼:自他一体観でものを観る眼(観自在菩薩眼)

・対象と一体になる/集中力を磨く/相手の立場に立って考える


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