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出版書籍

「新技術・新商品開発の極意」

- 革新的発明に学ぶ創造のヒント -


著者:飯田清人  出版社:工業調査会


目次:

第1部 創造的思考過程と新技術・新商品開発コンセプト

第1章 創造のための感性を磨く

第2章 アイデアのひらめきとセレンディピティー

第3章 変化の時代の新技術・新商品開発コンセプト

第2部 新技術・新商品開発のためのアイデア発想

第4章 従来技術や異分野のアイデアを応用する

第5章 ITやナノテクノロジーを活用する

第6章 TRIZ発明原理を活用する


要旨:

現代は一握りの有能な人たちが新しいビジネスを創出して社会を大きく変えている。研ぎ澄まされた専門能力と独創的なアイデアこそが新しい時代を創っていく。

こうした変化の時代の新技術・新商品開発において最も重要なことは、その開発の狙いや発想の視点をどこに置くかという着眼点であり、開発コンセプトのとらえ方である。ユニークな新しいものを創り出していくためには、創造的なセンスを高めることが必要である。

そのために本書はまず、著者が提唱する創造七眼の考え方をベースにして、創造のための心の持ち方やアイデア発想の思考過程について述べ、時代の変化に即応した開発コンセプトの考え方を明らかにしている。

さらにそうした開発コンセプトをどのようにして具体的な新技術や新商品として実現していくかについて、多くの事例を取り上げながら、従来技術やIT、ナノテクノロジーの活用などの具体的なアイデア発想のヒントを述べている。

また最近、大手各社が導入して大きな成果をあげてきているTRIZ手法についても触れ、アイデア発想のよりどころとなる40の発明原理を取り上げて、誰にでも分かるように解説している。



「創造力を高める7つの眼」

- 今日からできるユニーク発想術 -

著者:飯田清人  出版社:ダイヤモンド社


目次:

第1章 常識を打ち破る-創造とは視点の発見
第2章 多面的に見る-第一・第二の眼
第3章 本質を見抜く-第三・第四・第五の眼
第4章 プラス思考で創造へ-第六・第七の眼
第5章 類似連想で発想力を磨く-創意工夫のヒント(1)
第6章 逆さ発想で頭を柔かくする-創意工夫のヒント(2)
第7章 組み合わせ発想で創造力を伸ばす

-創意工夫のヒント(3)


要旨:

本書は「今日からできるユニーク発想術」とサブタイトルにもあるように、一般の社会人向けに易しく書かれた、誰にでもわかる創造力開発のための入門書である。

内容構成は第1章「常識を打ち破る」で発想の転換を促し、2章から4章で創造力を高めための七つの見方、考え方を説明し、より柔軟に、より大きくものを見る見方を述べている。

そして5章以降で実際の創意工夫のヒントとして、特に類似連想、逆さ発想、組み合わせ思考などを取り上げ、多くの事例や演習訓練などを交えて、誰にでも無理なく創造的な能力が身につくように書かれている。


この本のユニークなところは、単に新しいものを創り出すことだけに主眼をおいているのではなく、創造的な見方・考え方を身につけることによって、生活の創意工夫をし、発想を転換してプラス思考で楽しく生きるための生き方を述べていることであり、そういった意味では、創造的な生き方の視点を書いている本でもある。本書から新しい生き方の第一歩を踏み出すための勇気と知恵が得られるはずである。



「IT時代のスペシャリスト革命」

著者:飯田清人  出版社:日科技連出版社

目次:

第1章 IT革命がビジネスを変える
第2章 今こそ求められる独創力
第3章 革新するスペシャリストへの自己変革
第4章 精密分析眼を鍛える
第5章 「異」を味方にすれば道は開ける
第6章 新しい創造が生まれるパターンを知る
第7章 変化の時代のビジネス発想
第8章 自然から学ぶ新商品開発のヒント
第9章 革新的な新商品開発のための着眼点
第10章 電子技術革新の着眼点
第11章 プロとして専門能力を磨くための心構え



要旨:

まさに現代は、激動する変化の時代である。この動きに追随して、IT(情報技術)を自社の経営に活かし、新しいビジネスを展開できるか否かが、これからの企業が21世紀に成功できるかどうかを決める大きな要因である。

この変化する時代こそ、アイデアやノウハウといった「知」を活用し、顧客指向の新商品開発や新ビジネス、新生産システムなどをスピーディーに構築していくことが必要である。

本書は、企業人、一般社会人、学生などが創造力を磨き高めて、21世紀を担う顧客指向の革新的なスペシャリストに変身するための考え方、着眼点、ノウハウなどについて述べている。



「IT革命からナノテクノロジーへ」

― 半導体技術の創造と進化 ―


著者:飯田清人  出版社:丸善株式会社


目次:

第1章 半導体デバイス技術が担う21世紀の社会

第2章 エレクトロニクスの黎明と発展

第3章 半導体の発見と理論の展開

第4章 真空管からトランジスタへの技術革新

第5章 MOS電界効果トランジスタの発明

第6章  集積回路の発明とLSIの発展

第7章 半導体メモリデバイスの革新的発明と

その着眼発想

第8章 化合物半導体デバイスとセンサー技術

第9章 半導体デバイスの革新が導いたIT革命

第10章 フラーレンとカーボンナノチューブ発見の視点

第11章 ナノテクノロジーの現在と未来


要旨:

これまで大手電機会社に勤めるかたわら、大学で半導体工学や電子デバイス工学、集積回路などに関する授業を担当してきた著者は、これからの新しい時代を担う技術者に必要なことは、単に専門分野についての基礎的な理論や応用に関する知識修得にとどまらず、発想を転換して新しいものを創り出すための独創的な創造能力を若い頃から磨いておくことが不可欠であると考えている。

そういった観点から本書は、半導体デバイスを中心とした技術的進化と応用をベースとして、現在のIT革命やナノテクノロジーに至る発展の流れについて、それらに関与した多くの科学者や技術者たちが、その理論や発明にどのようにして到達したかといった創造的思考過程を様々なエピソードや人間模様などを交えながら述べている。


本書は、電子技術分野に興味を持っている一般の人たちが理解でき、平易に読める本として執筆されており、読んでいくうちに、半導体デバイスに関する理論や原理などが自然に理解でき、あわせて技術革新の着眼点や新しい創造が生まれてくるパターンなどを知って、創造的な能力と発明センスが自然に磨かれるように考慮されている。

企業の技術者や理工学を専門としようとする学生のみならず、半導体技術と新しいナノテクノロジーに興味を持ち、これからの新しい時代をリードしていこうとする人たちに最適な著書である。